歯科お役立ちコラム
■小児歯科 その2
乳歯と呼ばれる子供の歯は大人の歯と比べて、ムシ歯になりやすい要素を数多く持っています。前回の「予防歯科」でもお話ししたように乳歯や生えたての永久歯(六歳臼歯)の歯の溝は大人の歯と比べると、とても深く、実際にこの溝からのムシ歯が一番多いのが特徴です。
また、歯自体が大人の歯と比べて抵抗力がないのでムシ歯になりやすい、という性質もあります。

乳歯は将来抜いてしまうので、ムシ歯になっても関係ないといった話をよく耳にしますが、それは間違いです。
乳歯の下部では永久歯を作る準備が、かなり早い時期(三歳位)から始まっています。乳歯がムシ歯になってしまうと永久歯にダメージを受ける場合があります。

乳歯のムシ歯が重度だと永久歯の萌えてくる場所が変わってしまったり、変形した歯になってしまうのです。
大切なのは子供の時からの「予防」。ムシ歯は無い、と思っても、定期的に歯科クリニックで診察を受けることが重要です。成人になってからの美しい笑顔は子供のうちから作られるのです。

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